家を買ったので「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を見ました。

株式会社Headsのフロントエンドエンジニア、東畑です。
私事ですが、最近家を買いました。マイホームってやつです。
結婚してから、「家を買う」のか「マンションを買う」のか「賃貸で暮らす」のか・・・自分の人生についてふわふわ妄想したり現実的に考えてため息をついてみたりしていた訳ですが、決まってからはあっという間でした。
持ち家だろうが、賃貸だろうが、物件との出会いは縁とタイミングと言いますもんね。

そんな訳で、今回のGALLERYでは「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を取り上げます。

この作品は、エレベーター無し賃貸の5階に住んでいる老夫婦が主人公のお話です。
この説明だけでピンと来た方もいると思います。そうです、5階までの階段の上り下り・・・老夫婦にはきついんですよね。
ご夫婦の愛犬もクンクン悲しい声を出しながら、毎日上り下りしています。
老夫婦の姪のバリバリキャリアウーマンも息をゼーゼー言わせて登ってくるくらいです。
現在30代の私も無理だと思います。なんなら10年前でも無理だと思います。

そんな環境なので、エレベーターのある物件に引っ越したほうがいいよね・・・という流れになります。
しかし40年住み続けた思い出のいっぱい詰まった部屋です。そりゃあ後ろ髪引かれる、引かれる。
ストーリーの途中に差し込まれる、過ごしてきた日々の回想シーンで「あぁ・・・売らないほうがいいんじゃないかな・・・」って思ったり、しかし5階に住んでいる事によって愛犬のドロシーがヘルニアになってしまって「あぁ・・・やっぱり売らないと駄目だよ・・・」って思ったり。
ものすごい大きな事件が起きる訳ではなく、ただひたすら夫婦に共感し、心を揺さぶられ続ける1時間半。
実はこの映画は弊社の杉本さんに勧められた作品だったのですが、家を建てた人に勧めたくなる気持ちがすごくわかりました。
周りに家を建てる人がいないので、ここでおすすめさせてください。

家を建てたのなら、「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」見たほうがいいよ!

投稿日 2022.06.24 / 最終更新日 2024.03.27

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