「余命十年」。残された時間の使い方を考え、自分が満足したと思える人生へ。

余命十年

どうも!私です。ヨコオです。

話題の余命十年を見てきました。CMで気になってたので、期待値高めでしたけどがっかりすることなくとても良い映画でした。

どんな映画かというと、数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。その中で上京組で再び集まることになり、2人はどんどん惹かれ合うのですが、症状は進行していきます。。

 

特に命のありがたさとかを書くつもりはないんですが、人生って平等じゃないけど、幸か不幸かは他人が決めるものじゃないなって思いました。

今の環境がどんなに苦しくても自分をブレずに保てる精神力というか、正しいと思うことをすれば良いんだなと思わされました。それで自分の人生全うしたなぁと思えればきっと良い最期を迎えることができるんだと思います。

茉莉が行った中学の同窓会は病気のことを誰も知らないからこそ、そういう場に身を置きたかったのかもしれません。病気だからといって優しくされたいわけでもなく、他とは違うからこそ対等に接してもらいんですよね。気ばかり使われてたら息苦しいし。

もし自分がそんな立場だったら、優しくして欲しい!という期待と、優しくされたらされたでひどく虚しくなってしまって感情の整理が出来なくなるんだろうなあとか思ってしまいます。

 

その後、同窓会での上京組で集まりますが、和人のある行動に茉莉はカッとなってしまいます。それがきっかけで進んでいく関係とストーリーがとても引き込まれました。

生きることに希望を見出すと死ぬのが怖くなってしまうから、感情にストップをかけているのですが、そんな茉莉への家族や友人の思いやりと優しさがとても染みました。時にそれが負担になることもありますが、相手のことを思って何かをするってとても素敵なことだなと思います。

車を運転する時、かもしれない運転という言葉がありますが、車に限らず、生きていく上でかもしれないと思うことはとても大事に思います。

もしかしたらすごく辛いことがあったのかもしれない。具合が悪いのかもしれない。など、想像力を働かせて気持ちの良い生き方ができればなぁと思うのでした。

 

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投稿日 2022.04.08 / 最終更新日 2024.03.27

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