初めまして、今年Headsに入社した今野です。
これを書いている次の日の金曜ロードショーが「リトル・マーメイド」と知って観たくなり、わざわざDisney+契約しました。冷静に考えて待てばいいのにな、とは思いました。実写版映画も６月９日公開ですね。

あらすじは、主人公の人魚アリエルが、ある日人間の王子を助けたことで彼に恋をします。どうしても彼を忘れられないアリエルは、海の魔女と自分の声を引き換えに、3日間だけ人間になれる契約を交わします。しかしその間に王子とキス出来ないと、アリエルの身は魔女のものになってしまう…さぁどーする。てな話です。

この映画のポイントはアリエルがしんどいくらい強欲なところ！笑
ヒレはいらない！足が欲しい！人間になりたい！王子様と幸せになりたい！
え、めっちゃ欲深いぃぃ…

人間の道具を拾う中（アリエルは人間界のものを宝物としてコレクションしてます。）サメに襲われて、道具を入れた袋を落としてもちゃんと拾って死守。私なら絶対諦めます。

それまでのプリンセス像というと、おしとやかだったり、受け身なイメージが強かったと思うんですが、アリエルは好奇心旺盛で自分の思いに正直で、それを叶えるためならガンガンいきます。あと声を奪われて王子とは話せないんですけど、表情から「私どうせかわいいし、絶対好きになってもらえる！」っていう自己肯定感の高さも溢れ出てるんですよね。正直言うと、ディズニープリンセスの中でアリエルってあんまり好きではなかったんですが、久しぶりに見返してそこまでいくと、ちょっとカッコイイなと思ってしまいました。

最終的な話をすると、王子とのキスを邪魔する魔女から声を取り返し、人間界が大嫌いなお父さんには結婚を認めてもらい、望み通り人間になって王子と結婚します。
失ったものといえば、遠くに行けないからいらないって言ってたヒレくらい。
真っ直ぐに求める女には敵わないですね…恐るべしアリエル。