色んな意味で明るいホラー「ミッドサマー」
明けましておめでとうございます。
昨年は色んな方々にお世話になりました。
2023年もよろしくお願いします。
本当は昨年の年末にこのギャラリーを投稿するはずでしたが完全に忘れてしまい、
年が明けて何か忘れてる気がするな・・・と思い出してこれを書いています。
そして、新年めでたいという時にはあまりふさわしくない映画です。
この映画は国内では2020年に公開され、割と最近のものですが当時は特に認識しておらず
ただ映画のキービジュアルは見たことがあって、その時は「ショーシャンクの空」的な感動系のヒューマン映画だと思っていました。
ある時に友人と映画の話を喋っているときに、当時この映画を友達と二人で映画館に観に行ったがただただ気まずい感じなったと言っていてその時にヒューマン映画じゃないんだと知って興味を持ったので観てみました。
実際、自分はホラー映画やスプラッター系などは特に得意でもなく結構ビビるし怖いんですが何故か怖いもの見たさで観てしまいます。
その中でもゲームになっているサイレント・ヒルは私の中でも結構おすすめの映画です。
この映画のあらすじは
アメリカの大学生がスウェーデンにある田舎の村へ行き、その村で人々や異教の文化に触れる
まぁざっくり言うとこんな感じなんですが、スウェーデンに移ってからは映画の舞台が白夜によって昼や夜もほとんど明るいためホラー特有の暗いシーンはほとんどないです。
ただその中でも主人公たちが追い込まれていくことにホラー的な恐ろしさというよりは異様な不気味さを抱えてて、普通に人にとったらかなり胸糞悪い作品となっています。
ただそこにいる村人たちと主人公たちの価値観がただただ違うというだけで、現代を生きる人は主人公たちと同じ価値観の人が多いのでそう思ってしまうだけなのかもしれないです。
たびたびカルト的な宗教はいろいろな問題として取り上げられていたりしますが、何かを信仰している人たちにしたらそれが当たり前で一般的なことなのかもしれない。
何かを信じるということは良いことだと思われていますが、全部が全部正しいとは限らず時には盲信になってしまうんだなーと。
この映画の監督は、日本の今村昌平監督の「楢山節考」という映画が元ネタにされたとあり、
昔の日本にもこういう風習があったと考えると恐ろしいです。
実際にかなり田舎の村には今でもミッドサマーに近い村の風習やカルト宗教が繁栄していることを考えると名古屋というまだ栄えている土地に生まれてよかったなぁと感じました。
時にはハッピーな映画もいいですが、今作のように悪意はないけどこんなことあったら絶対に嫌だという映画を観てみるのも刺激になっていいかもしれません。
皆様も機会があれば是非観てみてください。
というわけで今年もいろんな感性を取り入れながら、ちょっとサイコなサイトも作ってみたいと思った自分でした。
今年も株式会社Headsをよろしくお願いします!!