29歳のセーラームーン。
株式会社Heads、フロントエンドエンジニアの東畑です。
いきなりですが、「過去の自分に伝えたいなあ〜」って思うこと・・・ありません?
私はよくあります。
「マスクが当たり前の世の中になったよ」
「結婚式が2回も延期になったよ」
「紆余曲折の末、憧れだったプログラマーになったよ」
(※厳密にはフロントエンドエンジニアはプログラマーじゃないんですけどね。)
過去の自分に伝えたい事は全部、自分の想像の範疇を超えた出来事で、ほんと人生って面白いなあと思います。
まさに事実は小説より奇なり、って感じ。
最近まで伝えたいことランキングの1位は「マスクが当たり前になったよ」だったんですが、
先日、1位が更新されまして。それが、これ。
4歳の私へ。
なんと25年後に新作セーラームーンの映画が公開されます。
4歳のアナタが好きで好きでたまらないセーラームーンを、
なんと旦那さんと一緒に見に行きます。
アナタが29歳になっても鮮明に思い出せる、
(そして思い出すと胸がめちゃくちゃ高鳴る)
セーラームーンがスーパーセーラームーンになったあのシーンを
なんと映画館のめっちゃでかいスクリーンで見ます。
劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal 前編」は、2014年に新作アニメとして制作された「美少女戦士セーラームーンCrystal」の映画バージョンだそうです。
実は私が大好きだったアニメバージョンのリメイクではなく、原作を忠実に再現した、全く別物のセーラームーンなんです。
それを知らずに見に行ってしまったので、声優さんが違ったり、レイちゃんが冷めてたり、ちびうさが素直すぎたり、まもちゃんがナヨかったり、ストーリーの切り替えが早すぎたり皆がワイワイ楽しそうに過ごすシーンが極端に少ない割に、変身シーンだけがめちゃくちゃ豪華で・・・あれ、なんだこれ?と。
質の悪い走馬灯を見ているような気分で、映画終了後にちょっと泣きました。
無意識だったけど、セーラームーンはこの25年間ずっと私の心のなかで生きていたんだなと。
だからセーラームーン達を蔑ろにされた気分で、こんなにも悔しいんだ、と思いました。
ちなみにその悲しみは怒りになり、ググりまくって別物だという事実にたどり着いて
「別物なんだったら色々違って当たり前ね、変身シーンすごく綺麗だった!」という感想に落ち着きました。
昔は原作に忠実にアニメが作られることの方が少なかったようです。
原作ファンは悔しかっただろうな〜・・・。
2月に公開される後編には間に合わないと思うけど、いつか原作も読んでみたいです。
セーラームーンと生きてきた私は、きっと原作も好きになれる、そんな気がします。
株式会社Heads
Webエンジニア
東畑 安理佐